こんにちは、ゼロマルです。
皆さんは塾講師にどんなイメージをお持ちでしょうか?
・真面目&高学歴な学生が働いている?
・時給高いイメージ
「仕事内容はコレ!」みたいな記事もいいのですが、少し楽しんでお読みいただけるように、「塾講師あるある10選」というテーマでお話しします。
いつもの私のプロフィールは以下です。
・現在は人事部でアルバイト講師の採用等を担当
塾講師あるある10選!
今回は社員目線・テンポ重視で構成していきます!
1.夜が遅い
基本的には昼~夜の勤務になります。
・勤務時間例:
①12:00~21:00 ②13:00~22:00 など
ということは?
通勤時間が1時間ならば、帰る時間は22:00・23:00が当たり前。
しかし、家の周りの塾を見てみてください。
22:00を過ぎても明かりが点いていませんか?
はい、つまりはそういうことですね。
2.サービス残業上等
「1.夜が遅い」に関連します。朝、結構早くから開いている塾はありませんか?
手当が付いている塾も多いと思いますが、中には「サービス早出」している塾もあります。
さらに、退社後も翌日の授業準備や各種テスト・書類作成で自宅で作業する、なんてこともしばしば。
3.クラスによる差に悩む
はじめて担当するクラス。生徒は千差万別で一人として同じ生徒はいません。
それが面白さでもあり、大変さでもあります。
ムードメーカーがいて盛り上がりやすいクラスもあれば、ちょっと暗い雰囲気の子が多いクラスももちろんあります。
それぞれに「授業のやり方」というのはあるのですが、ギャップに悩むこともあります。
4.部活の話題にいきがち
このご時世、不用意な話題は思わぬトラブルの原因になりかねません。
そこで便利な「部活」の話題。
・最近の活動状況
・顧問の先生について
・大変だったこと
・楽しかったこと
・友人関係
など、ほぼ毎日無限に聴くことができ、生徒との関係構築に有効です。
5.子ども向けの作品に詳しくなる
小中学生相手だと特にそうなのですが、生徒たちの趣味嗜好を理解するために話題の作品などに詳しくなります。
特に個別指導では、アイスブレイク的に生徒が興味のある話題から授業をスタートすることも良くあるので、作品の知識が増加します。
6.有給は取りづらい
塾講師に限らずだと思いますが、とにかく有給は取りづらいです。
要は「授業に穴を空ける」ことになるので、誰か別の講師に助っ人に来てもらうことになります。
しかし、どこもかしこも人手不足なこの時代に、そうやすやすと代講可能な講師が見つかるはずがありません。
結果「自分がやるしかない」となり、休みがとれません。
7.精神論・根性論が横行している
「生徒のため」
教育業界において「水戸黄門の印籠」と同様の効力を発揮する言葉です。
これを上司から言われると、多少の無理無茶も平気でやってしまいます。乗り切れる場合は良いのですが、乗り切れずに体調を崩してしまう講師がいるのもまた事実。
8.常識の幅が広がる
生徒に教える、ということは自身がその分野に精通していなければ話になりません。
よって、自分で勉強を進めていくのですが、これにより基礎学力が上がります。
例えば天気予報でもよく聞く「温暖前線」
中学生の理科で習いますが、何なのかを説明できるでしょうか?
この辺りの知識が充実するのを面白い、と感じられる人は向いていますね。
9.講習期間はメチャクチャきつい
これは本当に本当です。
朝から晩まで授業。これが春休み・夏休み・冬休みの年3回やってきます。
・夏休み:とにかく期間が長い&盆に授業がある場合もあり
・冬休み:年末年始も授業の可能性あり
講習中は以下のようなスケジュールになります。
【ある塾講師の講習中の一日】
06:30 起床
08:00 出社
09:00 授業スタート
22:00 授業終了
23:00 帰宅・晩飯
24:00~ 次の日の授業準備
終わり次第、就寝
10.生徒の成長に感動する
色々大変なこともありますが、やはりこの醍醐味は外せませんね。
授業を通して、学力向上・人間的な成長をしていく様子はもちろん楽しいのです。
しかし、その生徒が卒業後何年かしてから訪ねてきてくれて
先生、将来は研究職に就こうと思ってるんです!
とかキラキラした表情で夢を語ってくれると本当に報われます。
まとめ
さて、「塾講師あるある10選」というテーマで話をしてきました。
本当はもっともっとあるので、好評でしたら第2弾とかやりたいと思っています。
良ければコメントかTwitterで感想いただけましたら幸いです。