こんにちは、ゼロマルです。
今回は「塾講師の服装」というテーマでお話しします。
以下は「もう見たよ!」という方もいらっしゃると思いますが、一応私のプロフィール紹介です。
・現在は人事部でアルバイト講師の採用等を担当
教育業界のことにはある程度精通しています。
塾講師の服装はどこまで許されるのか?
レディース:オフィスカジュアル
※詳細は事項にて画像付きで紹介しています。
個々の塾により「服装規定」というものが存在していると思いますので、厳密には一概に言えないところがあります。
しかし、どちらかというと塾は「お堅い職業」です。
<勉強=必死に頑張る/先生の言うこと=絶対>
そんな人たちが多いです(もちろん異なる人もいます)。
ですので、外資系の企業に勤める方のような颯爽とした"オシャレ"な感じは塾にはそぐわないです。
大手予備校講師の中には奇抜な服装の方が登壇されたりもします。
しかしあれは「キャラ作り」の要素が大きいです。
「奇抜な服装で、至極まともな授業で分からせてくれる」
このギャップを狙っています。
(中には素でやっている方もいると思いますが・・・)
塾講師の服装がお堅い理由は?
堅い服装が好まれる理由は以下です。
2.「教育」:生徒そして保護者対象の仕事であること
1.考え方の凝り固まり
塾講師、というより教育業界全体が変化の乏しい・薄い業界です。
(引用元:https://blog.goo.ne.jp/siroi_1956/e/1612c930ada29b1dec8413742cc9bdb0)
上記は、江戸時代の寺子屋の様子を描いたものです。
江戸時代、庶民の子どもたちに読み書きを教えたところです。
現代でいうところの「塾」ですね。
見ていただいた通り、前に先生がいて生徒がその周りを取り囲んで授業を受けています。
教えている内容は現代とは異なりますが、教え方としては、ほぼ同一です。
こういった古い慣習の残る業界であるが故、服装についても「カッチリしていないと」という風潮がいまだにあるのです。
2.「教育」:生徒そして保護者対象の仕事であること
塾講師は学校の先生ではありませんが、「聖職」のような扱いを受けます。
要は「高い学力を有する=位が高い」という式が人々の無意識下で成立しています。
東大・京大をはじめとした高学歴層が必ずしも優秀な人材ではないことは、現代では良く知られています。
しかし、いまだ「学歴」は一つのステータスとして見られます。
もっとかみ砕いていうと。
先生なのだから、キチンとした人のはず!
という意識が保護者の方にある、ということですね。
もちろん究極的には「生徒の成績を上げてくれる先生」であれば、格好などは些細な問題なのですが、中々割り切れないものですね。
ビジュアル的に確認してみる
(例)メンズの場合
上記はかなり極端な例ですが、印象はかなり違いますよね。
保護者の方も安心する「先生像」がこれです。
レディースはアイテム数がメンズとケタ違いに多いので、難しいのですが、OK例を出すを以下のような感じでしょうか。
(引用元:https://kenjasyukatsu.com/archives/1026)
こちらは、引用させていただいた以下サイトが非常に参考になると思います。
しかし、これでもまだ「髪色が明るすぎる」「スカートが短い」などの指摘を受ける可能性があります。
そしてアクセサリー類・ネイル等は基本NGと思った方が良いでしょう。
まとめ
塾講師の服装について書いてきました。
まとめると以下です。
・メンズ/レディースを問わず、アクセサリーや染髪は基本NG!
制約が多く、特にオシャレをしたい女性は少し息苦しく感じるかもしれませんね。
しかし、アルバイトならば就活にも役立つコミュニケーション能力を鍛えられるメリットも存在しています。
時給も基本的に高いところが多いですしね。
譲れないものは何なのかを見極めて、この職を選ぶようにすると良いでしょう。